9000万円が返ってこない!?「みんなで大家さん」分配金停止でついに集団提訴へ! 解約書類すら「1年届かない」異常事態の正体

9000万円が返ってこない!?「みんなで大家さん」分配金停止でついに集団提訴へ! 解約書類すら「1年届かない」異常事態の正体

「老後の資金が、一瞬で凍りつきました――」。

今、日本の不動産投資界隈に激震が走っています。不動産共同投資のパイオニアとして知られる「みんなで大家さん」(運営:都市企画株式会社、共生バンクグループ)において、分配金の支払遅延が深刻化。ついに2026年1月、しびれを切らした出資者たちが、総額約9000万円の返還を求めて東京地裁へ提訴する準備に入りました。

かつて「高利回り」を武器に多くの投資家を魅了した神サービスが、なぜ今、崩壊の危機に瀕しているのでしょうか。

 

◆ 「解約書類すら届かない」出資者が直面する1年間の空白

今回の騒動がこれほどまでに大きな火種となっているのは、単なる「入金の遅れ」だけではないからです。東京都内に住む60代の男性出資者は、その異常な実態をこう証言します。

「2024年末に解約を申し込んだのですが、1年経った今も『解約手続きの書類』すら自宅に届きません。コールセンターに電話しても『順次対応中』の一点張り。成田空港周辺の土地開発プロジェクトはどうなっているのか……。目の前が真っ暗です」

現在、複数の出資者が同様の事態に直面しており、「解約の意志を示しても、1年以上も放置される」という、投資商品としては極めて異例かつ危機的な状況に陥っています。

 

◆ なぜ支払いが止まったのか? 露呈した「成田プロジェクト」の影

「みんなで大家さん」が苦境に立たされた背景には、2024年以降に相次いだ行政処分と、開発計画の頓挫があります。

  • 相次ぐ業務停止命令: 大阪府や東京都から、資産評価の不適切さを指摘され、断続的に新規勧誘の停止命令を受けました。

  • 資金繰りの悪化: 新規出資者が激減したことで、既存の出資者への分配金や解約金の支払いに充てるキャッシュフローが枯渇したとみられています。

  • 成田ゲートウェイ成田: 期待されていた成田空港隣接地の巨大開発プロジェクトが、当初の計画通りに進んでいないという事実が、投資家の不信感を決定づけました。

 

◆ 弁護団が指摘する「組織的な隠蔽」の疑い

今回の提訴を主導する弁護団は、今回の遅延を単なる経営不振とは捉えていません。「解約を物理的に阻止している疑いがある」とし、組織的な不法行為を視野に入れています。

「9000万円という金額は氷山の一角に過ぎません。全国には数万人規模の出資者がおり、潜在的な被害額は数百億円規模に膨らむ可能性がある。今回の訴訟は、その全貌を明らかにするための第一歩と言えるでしょう」

 

◆ 「利回りの概念が変わる」投資の鉄則を再考する時

「元本保証ではないが、安定している」という神話が崩れ去った今、日本の個人投資家は厳しい教訓を得ることとなりました。 高利回りの裏に隠されたリスクを直視しなかった代償は、あまりにも重いものです。

「みんなで大家さん」の経営陣が今後どう説明責任を果たすのか、そして東京地裁がどのような判断を下すのか。

資産を守るためには、甘い言葉の裏側にある「真実」を見極める目を持つことが、これまで以上に求められているといえるでしょう。

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